ちょっと思い出してください。便秘の時って「硬い」と思いませんか?
これは、腸の中の水分が足りていない証拠なんです。便が硬いと、腸の中をスムーズに動いていきませんし、腸自体の滑らかなぜん動運動には、水分が欠かせないのです。
また「便秘対策には食物繊維」とは、よく聞くことと思います。もちろん、これは本当。食物繊維を多く摂ると、腸内の蓄積物に取り込んで運び出してくれる働きがあります。ところが、実は単に食物繊維を摂るだけではダメ。水分を摂ることによって柔らかく膨張して、はじめて腸の内壁に張り付くことができるようになるんです。
では、実際どのくらい飲むのがベストなのか。
通常、成人では「体重1㎏につき、500ml/日」だそうです。つまり、例えば、成人女子の平均は50㎏だそうですから、キリもいいのでこれで考えてみると、0.05×50=2.5ですので、一日2.5リットルが必要量となります。
ちなみに、普通に食事して摂ることができる水分は、平均約1.5リットルといいますから、残り1リットルを飲み物で摂る。ということになります。一日で1リットルというのは、夏場ならともかく、結構多めの分量ですから、意識してこまめに水分補給をする必要があるということになります。
例えば、朝起きたらまずコップ一杯の水を必ず飲む。これを習慣づけ、朝食をきちんと食べて、オレンジジュースやグレープフルーツジュースなど、食物繊維も一緒に摂れるものにすれば一石二鳥です。お昼や夕ご飯にもスープなどを付けるようにすれば、食べる品目の数も増えるし、これもプラス効果になります。
この中でも、朝起きてすぐに飲む冷たい一杯は、腸を刺激する意味でも、とっても有効です。ポイントは、こうして生活のリズムをつくって、腸を元気に保つことですね。