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便秘薬は実は危険?!

便秘薬は、実は治療するものではないんです

実は、お医者さんで処方される便秘薬とは、ここで紹介してきたような「腸を元気にする」といったものではありません。では、なにか? 一言で言ってしまえば「下剤」なんです。医療用語では「瀉下薬(しゃげやく)」といいますが、腸の中に溜まっている便を薬の作用によって、一時的に排出することで「とにかく出ないで困っている」を改善するものなんです。

薬の種類としては、便の水分量を増やして便を軟らかくしたり、膨張させて腸内を刺激させたりするタイプや、他のページで紹介しているセンナなどを用い、強制的な刺激によって腸を動かすタイプ、交感神経・副交感神経に働くタイプなどがあります。これらに共通していることは、「刺激によって、腸をむりやり動かす」こと。つまり、あくまで症状に対する措置であって、治療ではないのです。

このため、人によっては効き過ぎて下痢になってしまったり、電車の中で急にトイレに行きたくなって…なんて、困ったことになる場合が少なくありません。更に、このタイプの薬を長く使っていると、本来の腸の機能が弱くなってしまうということもあるそうです。そうなると、便秘は改善するどころか悪化してしまいます。そこで薬をまた飲んでしまう。これを繰り返していると、今度は刺激自体に慣れてしまうので、対処効果自体も薄れて、しまいには反応しなくなってしまう恐れもあります。

「便秘」は確かに病気です。とはいえ、薬ばかりに頼るのは危ないこと。それよりも、便秘を解消するよう心がける、腸を元気にして、中にため込まないようにすることが、とても大切なんです。

 
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